令和の時代の今、昭和初期がどういう時代だったか、ご存知でしょうか・・・?
そして、その時代、日本橋がどういう街だったかご存知でしょうか・・・?
もちろんご存知の方も多いと思いますが、既に忘れてきている部分や知らない方も多いと思います。
そんな中、日本橋生まれの劇作家、福田善之さんが、ご実家である日本橋小網町に実在した旅館「立矢旅館」を中心にそこに集まる人々のお話を舞台化されました。
(舞台上では立矢旅館は弓矢旅館、小網町は古網町として描かれています)
昭和の戦時下の時代、日本の真ん中の東京の、そして東京の真ん中の日本橋に憧れた母親が、旅館の女将として様々な事件がありつつも、助け合い、明るさを失わず励まし合い、そして家族の絆を描かれた舞台ということで、さっそくお話を伺ってきました。
お話を伺った限り、この作品の見どころは、以下だと考えています。
・【懐かしさ】日本橋を愛する日本橋生まれの劇作家の福田善之さんが、昭和初期の時代において日本橋小網町に実在した旅館に集う人々を再現性高く描いており、この時代の日本橋を知っている人には懐かしさ満載
・【街の歴史】この時代の日本橋を知らない人にとっては、今の日本橋は、どういう人たちによって作られてきたのかを知ることができ、大好きな街の歴史を知ることができる
・【母親の偉大さと絆】この作品のテーマとして、どんな時代でも変わらない母親の存在の偉大さや、家族の絆が描かれており、希薄しがちな現代において、忘れていた大切なものを思い出させてくれる
・【演じる人たちの熱意】主演の春風ひとみさんも日本橋に住んでおり、日本橋愛がとても強く、そして、本作品は28年前にも公演されているのですが、なんとその時の主演も春風ひとみさんで、作品への思い入れが人一倍強く、その想いなどもあり、みなさんの熱意が非常に強い
・【お芝居の魅力】これはお芝居に共通して言えることですが、撮り直しができず、公演中の一瞬一瞬がその場限りであり一期一会であるその瞬間をみんなで共有し合うライブ感
チケットは、こちらから予約できるので、以下の春風ひとみさんの想いのこもった動画も参考に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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ブレイヴステップ第8回公演『私の下町〜母の写真』
<作>福田善之
<演出>大山慎一
<出演者>
春風ひとみ
井村昴
磯貝誠
菊池均也
石坂史朗
志村史人
神敏将
紺崎真紀
翁長志樹
伴美奈子
新澤泉
茜部真弓
木村晶子
菊地歩
久松夕子
<演奏>
Key.翁長志樹/Vn.新澤泉/Ba.杉田孝弘/Drs.志村史人
<公演日程>
8月3日(水) 18:30
8月4日(木) 14:00/18:30
8月5日(金) 14:00/18:30
8月6日(土) 14:00/18:30
8月7日(日) 14:00
※受付開始・開場は開演の30分前です。
※チケット予約:https://brave-step.com/contact/
<劇場> サンモールスタジオ
〒160-0022
東京都新宿区1-19-10 サンモール第3M-B1
東京メトロ丸の内線 「新宿御苑前駅」 徒歩3分
<料金> (全席指定・税込)
一般:6000円(前売・当日共)
<スタッフ>
音楽監督:YUKA
美術:大竹義雄
照明:渡邉雄太
音響:岡村崇梓
振付:上島雪夫
衣装:中村洋一
ヘアメイク(春風ひとみ):森川智未
舞台監督:大山潤
制作協力:奥田英子
企画・制作:(有)ブレイヴステップ
協力:(株)キューブ/劇団民藝/劇団扉座/劇団俳優座/少年王者かん/Pカンパニー/ムライプロモーション/オフィスPAC/エビス大黒舎/(有)希楽星/Kin-Pro/東京衣装(株)/(有)プランニングアート/(株)アート・ステージライティンググループ-A.S.G/高津装飾美術(株) /明和運輸(株)/すみだパークスタジオ/サンモールスタジオ/(株)エムジャックジャパン
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