【若手演奏家支援】世界的ギタリスト故・渡辺綾子氏の記念ホール「AYAKO HALL」で1周年記念コンサート開催!

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浜町公園近くにある「自家焙煎CAFE&BAR SOLO」さんの地下1Fに、「若手演奏家の支援」がコンセプトの世界的ギタリスト故・渡辺綾子氏の記念「AYAKO HALL」があります。

そこで、1周年記念コンサートが開催されたのでご紹介です。

 

浜町公園近くにある自家焙煎CAFE&BAR SOLOさん。アイスクリームがとっても美味しい。

 

本日は、デヴィ夫人がクラシック音楽家を支援するために開催している「IBLA GRAND AWARD JAPAN(イブラ・グランド・アワード・ジャパン・コンクール)」の入賞者による演奏が行われました。

 

最初に、デヴィ夫人によるご挨拶。お金がなくてコンクールなどにも参加できない才能がある音楽家を支援するために、「IBLA GRAND AWARD JAPAN」を立ち上げられたというとても素敵な話をされていました。そして、印象的だったのが、「同じ芸術でも、絵や彫刻は創ったものが残っていて見える一方、クラシックは、今はレコードや音楽データがあるものの、それが昔はなく、何世紀も前から音符のみが残っていて、これは永久に守らないといけない。クラシックが普遍なのは、こういうところにもある」という話。クラシックの奥深さを感じました。

 

最初の演奏は、フルートの福島明佳さんとピアニストの川上昌裕さん。イブラ・グランド・アワード・ジャパン・コンクールの第1回・第2回ともにコンクルールの本戦に出場されている実力で、とても素敵なフルートを奏でていました。

 

次の演奏は、ピアニストの高橋七海さん。第2回で特別賞を受賞され、武蔵野音楽大学を主席で卒業した際は天皇陛下の前でも演奏されたことがある様です。

 

その次は、ソプラノ歌手の柴田智子さんとピアニストの追川礼章さん。コンクールではマチュア賞を受賞され、ジャンルを超え、今を生きる喜びを世界に発信されています。

 

最後は、コンクールで見事優勝したヴァイオリニストの新井貴盛さんとピアニストの水野彰子さん。審査員をつとめたヴァイオリニストの川井郁子氏に「巨匠の演奏にも通じる艶やかな音色」と絶賛されるほどの実力者。

 

最後に記念撮影。デヴィ夫人と一緒に神田うのさんもいらっしゃっていました。

 

今回、1年振りにコンサートに参加して感じたことは「クラシック」って良いな、ということ。昨今、様々な娯楽が溢れ、選択肢が増えて良い反面、クラシックに触れる機会というのは減っているように思います。そんな中、改めてクラシックを聴くと、時代を跨いで語り継がれる重みと、クラシックを愛するアーティストの皆様の想いがあわさり、いつもと違ったクラシックの良さを感じられました。

そして、そんなクラシックを私財を使って支援するデヴィ夫人には頭が上がりません。一定の成功をおさめた方がこうやって支援することは海外では比較的よく目にしますが、日本ではまだまだ少ないような印象を持っているので、デヴィ夫人のような方が増えると、多くの人に希望を与え、より明るい日本になるような気がしました。

そんな想いが詰まった「AYAKO HALL」。今後も定期的にコンサートが開催されている様なので、ぜひSNSなどをチェックして見てはいかがでしょうか。

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AYAKOホール
東京都中央区日本橋浜町2-33-5マリオン浜町ビルB1階(1FはCAFE&BAR SOLO)
HP : https://www.ayako-hall.com/
Twitter : https://twitter.com/ayakohall2022?s=21&t=KiaZdIggpFcr21AMGAJj-Q

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