「わたなべ農園」の旬な有機野菜を手頃な値段で買え、美味しい食べ方も農家に直接教えてもらえる「CSA LOOP」が馬喰横山で開始

シェア・送る

みなさんは野菜は好きでしょうか・・・?

普段、野菜はどこで購入されていますでしょうか・・・?

もし、「採れたての旬なお野菜が大好き!」「安心できるお野菜が食べたい!」「農家さんと話して野菜を買いたい!」と思っている方がいれば、そんな希望を叶えるサービスが馬喰横山駅近くで始まった様なので、早速取材に行ってきました。

 

場所は馬喰横山駅近くの「MIDORI.so」さん

 

取材させて頂いたのは、わたなべ農園のわたなべさん(中央)、農家と拠点、そして都市部の生活者をつなぐ4Natureの宇都宮さん(右)、MIDORI.soで屋上ガーデンなどをはじめビルの循環に取り組むTSUMUGIの橋さん(左)

 

実はこのサービス、農家さんから野菜の特徴や美味しい食べ方を直接伺いながらお野菜を受け取ることができます。馬喰横山では、農薬・化学肥料を一切使用せずに、少量多品目で年間100種類近く野菜を育てる「わたなべ農園」のわたなべさんが野菜を持ってきます

 

受け取れる野菜は、旬によって変わるので新たな野菜との出会いもあります。農家さんとやりとりできるチャットスペースがあるので、事前に受け取れる野菜を知ることができます

 

 

こちらが2,500円のセットで、夏野菜から冬野菜へと畑が入れ替わる「端境期(はざかいき)」でもある今月は、ジャガイモ、サツマイモ、菊芋、新ショウガ、ヤーコン、里芋、山芋が入っており、有機野菜としては手頃な値段

 

こちらが3,500円のセットで、ジャンボオクラ、冬瓜(トウガン)、きゅうりが追加で入っています

 

実際にお野菜を受け取りに来た人に話を聞くと、

・有機野菜を手頃な値段で、農家の方に話を聞きながら買えるのは嬉しい!

・毎月新しい旬な野菜を買えるので、普段とは違う発見があって嬉しい!

・何より、家の近所だから嬉しい!

と言った声を聞けました。

 

そして、この取り組み、「CSA LOOP」と言って、農家が抱える天候不順や災害などの不作のリスクを消費者がシェアし、収穫物を農家からシェアとして受け取るCSA(Community Supported Agriculture:地域支援型農業)と呼ばれる考え方と、家庭の生ごみの食循環を掛け合わせた新しい仕組みになります。

つまりは、農家の方と消費者が直接のコミュニケーションを大切にしながら繋がり、そこから農業の流通や消費など、生産と消費に新しい関係性をつくる、未来のスタンダードを目指した取り組みになるのですが、ざっくり言うと「採れたての美味しいお野菜を、普段はなかなか会えない農家の方に自宅近くで直接お会いして、前払いで毎月受け取れるサービス」と理解できそうです。

CSA LOOPは現在東京都内を中心に17コミュニティがあり、そのうちの一つが馬喰横山になります。コミュニティごとにお付き合いする農家の方は異なり、馬喰横山のMIDORI.soを拠点とするコミュニティではわたなべ農園さんと連携をしている様です。

 

わたなべ農園のわたなべさんはおっしゃっていました。

「野菜とは、自分の愛情を注いだ宝物です。」と。

 

そんな想いって、普段の買い物だとなかなか聞けないじゃないですか。

 

でも、農家の方と直接コミュニケーションすると、そんな想いも感じることができ、農家の方を好きになり、野菜に対する感じ方も変わると思うんです。

 

わたなべ農園さんは月1回の頻度でお野菜の受け渡しをMIDORI.soで行なっていて、次回は11/19(土)9:30~12:00とのことでした。野菜セットは事前申し込み制の様なので、興味を持った方は、ぜひ以下のインスタアカウントにDM、もしくは、ウェブサイトから問い合わせてみて頂けますと幸いです。

==========
CSA LOOP
インスタ:https://instagram.com/csaloop
ウェブサイト:https://4nature.co.jp/csaloop/?utm_source=nihonbashishimbun
野菜受け取り場所:MIDORI.soのParlors前 (日本橋横山町5-13)
==========

シェア・送る

あわせて読む