きってはってチョキペタス!! 創業238年紙屋中庄とワクワク引き出す天才アトリエヤマダのコラボ

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あなたの子供がワクワクしている瞬間はどんなときでしょうか?

最近、あなたの子供が全力でワクワクしている姿を見ていますか?

実は、日本橋馬喰町にある創業238年の歴史を持つ紙屋「中庄株式会社」と、絵の具やダンボールを使った巨大絵本などのプロジェクトを手掛け、子供のワクワクを引き出す天才「アトリエヤマダ」がコラボし、切って貼って紙と遊ぶ「chokipetasu(チョキペタス)」というワークショップを始めたので、早速取材に伺ってきました。

場所は、馬喰町にある中庄さんのオフィス。老舗の紙屋だけに様々な紙が置いてあります
カラフルなハサミやテープ、鉛筆、ビーズなど見るだけでワクワクするものがいっぱい(提供:紙の遊園地PJ)
始まると、子供たちが目を輝かせて遊び道具に集まります
見本として置いてある作品に目を奪われ、こんなの作ってみたいなぁと目をキラキラさせる子も
想像力を膨らませて、家をつくってみたり
思い思いにたくさんのビーズを紙に貼ってみたり
ボンドを使ってカラフルなお家を作る子も
子供と一緒に大人も夢中になっちゃいます
最後は作った作品と一緒に記念撮影してご満悦
左:アトリエヤマダ代表 山田龍太。中央:中庄(株) 代表取締役社長 中村真一。右:中庄(株) 刑部渉
(提供:紙の遊園地PJ)

 

このワークショップを通して感じたことは、子供も大人も「みんな幸せそうな顔をずっとしている」ということでした。

このワークショップには「正解」はありません。

みんなが思い思いに作りたいものを作ります。

そして、作るにあたり、ワクワクするような楽しい素材がいっぱい。

加えて、アトリエヤマダのみなさんは、子供をワクワクさせる天才集団。

最初のうちは何も声を掛けず温かく見守り、作る中で子供たちが少し困り始めた瞬間を見逃さず、「例えば、これを使ってみたらどうだろう?」と言った感じで、子供たちの想像力をかきたて、よりワクワクする方向性に上手く導いて下さいます。

そして、子供たちのそんなワクワクする姿を見ると、大人も嬉しくなります。

また、ワークショップ終了前に、さりげなく「あと7分ですよ~」と言った声掛けをしておくことで、子供たちもワークショップ終了の心の準備ができ、気持ちよく終了できると言ったちょっとした工夫の数々は、一人の親としてもとても勉強になります。

加えて、調べればなんでも「答え」らしきものが見つかり、「答え」を探しに行きがちになる現代において、発想力を最大限に引き出すこの機会は、現代において最も必要とされることの一つだと思います。

 

最後に、発起人である、中庄株式会社の刑部(ぎょうぶ)さんと、アトリエヤマダ代表の山田さんに、このプロジェクトに掛ける想いをお伺いしました。

刑部さん
“日本橋の地に新しい創造拠点となる発信地をつくりたい!” これが、本プロジェクトのテーマです。私たちは紙屋として238年間、日本橋の地で商いを続けてきました。テクノロジーの進化に伴い、紙の機能的な価値には限界があるのかもしれない。だからこそ、機能的価値だけでなく、新たな紙の可能性の追求と魅力の発信をしていきたい。」

山田さん
様々な素材同士がコラボすることで、素材の可能性を最大限に引き出し、素材の魅力を子供たちに伝えていきたいと考えています。”ワクワクをカタチに”というテーマで、中庄さんとコラボして日本橋を盛り上げて行きたいです。」

熱い想いを持った二人が手掛ける、発想力を育み、誰もが幸せを感じるこのワークショップ。今後も定期的に開催される様なので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか・・・?

左がアトリエヤマダ代表の山田さん。右が中庄(株)の刑部さん。

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紙の遊園地プロジェクト

東京都中央区日本橋馬喰町1−5−4
中庄株式会社公式HP:https://nakasho.com/page/index.html?
アトリエヤマダHP:https://yamaryu-art.com/
紙の遊園地公式Twitter:https://twitter.com/kami_project
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